後見人として大阪の四天王寺に納骨。宗派問わず1霊1万円で納骨できます。

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先日、後見人をしている方がお亡くなりになりました。
親族の方は事情があり、私が納骨まですることになり、大阪市天王寺区にある四天王寺に納骨してきました。

四天王寺はとても由緒あるお寺。
なんと聖徳太子が建立した、日本仏法最初の官寺です。
宗派にはこだわらない和宗総本山です。
関西ではこんなところに、1万円で納骨できるんです。

兵庫県西宮市からだと高速で約20分ほどで行けます。案外近いです。
ただ、阪神高速が合流・分岐が多くて相変わらず怖かったです。

さて、四天王寺に到着。

平日の四天王寺は人もまばらでした。

コロナの関係で、納骨の受付所が変更になっていました。

門の前の看板です。

看板には書かれてありませんが、納骨の申し込みをされる方が親族でない場合、
親族の委任状」と「身分証明書」が必要になりますので、ご注意を。

私の場合は後見人でしたので、
登記事項証明書」と家庭裁判所からの「成年被後見人の死亡後の死体の火葬等に関する契約の締結その他の相続財産の保存に必要な行為についての許可申立」の審判書を、そして運転免許証を提示しました。

火葬後にもらえる「死体火葬許可証」、もちろん私後見人の名前も書いてあるものを提出したのですが、それだけでは足りないようでして、上記の書類を提出しました。
コピーを取られた後、原本は返却されます。

納骨受付所です。

通常は六時堂というところで受付されるようですが、コロナ禍の関係で、普通ならば休憩所のところが受付となっていました。

受付で「享年」を書くのですが、わからない場合も生年月日から調べてくれますのでご安心を。私が調べて享年と思っていた年齢よりもプラス2歳の年が享年でした。聞いて良かったです。

さて、いろんな書類を提出した後は、納骨の回向料のお支払いです。
1霊1万円以上と聞いていましたが、本当に1万円でした。

もっと手厚くされたい方は、ご供養の種類などでオプションがつけられます。

回向料は、特に封筒などに入れなくても、そのままで支払いできます。
胴骨、本骨、骨箱の大小、骨箱の数量に関わらず、1霊を一件として受け付けられます。

私が行ったときは、とても空いていたので、受付完了まで20分程度でした。
多いときは1時間以上待つこともあるようです。

池のカメさんたちが甲羅干ししていました。いったい何年生きているのだろう。

後見人をしていたおじいちゃんとも、今日でお別れです。
約5年間、お付き合いさせていただきました。
この世での最後のお見送りは、私だけでよかったのかなあ、
私でよかったのかなあ
コロナの関係で、昨年の2月から面会もできなかったおじいちゃん。
亡くなった時しか会えませんでした。

四天王寺は50回忌までの回忌法要のご案内を出してくれるそうです。
50回忌!
ざっと計算して、64円切手×50年=3,200円。
1万円では割に合わないのでは、と心配になります。
私が97歳の時までご案内が来ますね。
そのとき、私もすでに四天王寺に眠っているかもしれませんよ。
帰り際、いい香りのお線香のお土産までいただきました。

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